2011年4月4日月曜日

4/4付 朝日新聞【社会面】に掲載されました

【阪神大震災の際に救援を受けた東北へ「防寒型」のすのこで恩返し】


本日の朝日新聞朝刊(社会面)に弊社の記事が掲載されましたのでご案内申し上げます。

この度の東日本大震災では陸上自衛隊員15,000人が宮城県の湾岸地区で捜索活動にあたっています。
彼らは海で捜索活動をしたあとシャワーも浴びずにテントに戻り仮眠をとる生活を送り続けているそうです。
現地は今でも非常に寒く、しかもキャンプ地の床がぬかるんでいるため、テント地に水が浸透してきて寝床が水浸しになるそうです。
そこで自衛隊から弊社に要請があり、自衛隊用の災害用防災すのこを特注で作ってほしいと依頼がありました。

要望は厚みが60mm以上のもので水が浸み込まず、寒さを凌げて、軽くて軟らかくて丈夫なもの。という条件でした。早速弊社の材料で試作し、採用を頂き3月末までに納入を完了いたしました。
納入後、自衛隊からは「寒い中こんな便利なものを作っていただき感激です。こんなものが被災地の各避難所にあれば被災者の方々もどんなに助かることか。」と感謝の電話がかかってきました。


弊社の所在地であります神戸市長田区は16年前の阪神大震災のときに自衛隊の皆様の支援があったからこそ、ここまでの復興ができました。この度の震災で再び活躍されております隊員の皆様にあの時の恩返しが少しでもできてお役に立てれば幸いと思っております。

まずはご報告まで。




2 件のコメント:

  1. 私は西宮在住の者です。
    問い合わせホームに入力できないためこちらに書かせていただいております。
    4日の記事を読み、御社のことを知り、メールを書かせていただいております。
    丁度、記事を読んだ日に、NHKで弓道場の土の上にレジャーシートを引き、さらに毛布を4-5枚重ね被災してる方々のニュースを見ました。
    そこは岩手県大槌町の弓道場ということらしいのですが。

    その画面を見たときに、この記事のことを思い出したのです。
    御社のすのこがあれば、どんなに快適に過ごせるだろうか!と。
    こうしている間にも冷たい地面の上で過ごされてる方がいらっしゃると思うと、なんとかできないか?と。本当にただの、OL一個人の者がこのようなメールを書くのは差し出がましいのですが、なんとかならないものでしょうか。

    先方の役場に御社の存在を知ってもらえる手立てはないものかと、探したのですが、ホームページも閉まっているようなのです。衛星電話が1本つながっているようですが、貴重な電話の時間を私個人が電話したところで、何ができるのだろうかと、思ったりしたもので、御社にそういった場所がある事を知っていただけないかと思いまして、不躾ですがこの様なメールを書かせていただきました。

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  2. kiyo様
    メッセージありがとうございます。
    お返事遅くなりましてごめんなさい。

    東北地方はまだまだ朝晩は底冷えが厳しく大変な生活をなさっておられる方が大勢いらっしゃいますよね。
    弊社といたしましても、神戸市を通じて現地の自治体や自衛隊の方と打ち合わせをかさねているところです。
    マスコミ各社にもご協力をいただき一日も早くお届けできるよう、
    生産、運送ともに頑張っています。
    送る目処がつき次第ホームページ上でも報告させていただきます。

    このたびはお目にとめていただき本当にありがとうございました。
    西宮も大変な被害がありましたよね。
    私たちにできる事を少しずつしていきたいと思っています。

    株式会社タイセイ 原田

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